- 古代のインプラント
- 古代ローマ人(ローマ帝国時代)上顎の骨に、鉄でできたインプラントが植立されたものが発見された
- マヤ文明の時代(7世紀ころ)女性の顎の骨に人の歯と貝でできたインプラントが植立されたものがヘッケンされるが、レントゲン所見よりかなり長期に使われていた可能性が示唆されている
- その後、1960年代までいろいろなものが開発されては消えていった
- 1952年
- 1952年スウェーデンのルンド大学で研究を行っていたブローネマルク教授によって、チタンが骨と結合すること(オッセオインテグレーション)が発見され、チタンがインプラントに応用されるようになった。
- ブローネマルク教授
- ブローネマルクシステム
- 1965年
- 世界初の現代と同じチタン製のインプラントが世界初の人体への臨床応用が行われた。患者は先天的な歯牙欠損の34歳の患者さん。その時に埋入されたインプラントは彼が亡くなるまでの41年間、問題なく機能し続けた。
- 1980〜2010年
- より確実な骨結合(オッセオインテクレーション)をめざしてこの間、より確実な骨結合(オッセオインテクレーション)を求めて、様々なインプラントの表面性状のものが、世界中のインプラントメーカーから競うように発売される
- 2009年
- 光機能化の登場当院でも採用している(世界で3番目の導入)インプラントの光機能化技術により、さらに確実性の高い骨結合のえられる時代に突入する光機能化の機械光機能化バイオマテリアル研究会のページ
- 現代のインプラント治療
- 現在、当院では上記チタン製インプラントの中でも最も軟組織(歯肉)へのなじみが良いと言われるBioHorizons社製インプラントに、さらに性能を向上させるべく光機能化を施した状態のものを主に使用しております。